かむやまといわれびこのみこと


じんむてんのう
神倭伊波禮毘古命(かむやまといわれびこのみこと)は天照大御神(あまてらすおおみかみ)の子孫として、最初、今の宮崎県を都として葦原中国(あしはらのなかつくに)《日本》を治められていましたが、もっと豊かで暮らしやすい国にするために、困難を乗り越えながら東に向かって進みました。 命の持つ弓の先には金の鳶(とび)が舞い降り災いを取り除いたといいます。やがて今の奈良県の橿原(かしはら)の地に御殿を建てて、わが国最初の天皇の位に就かれ(神武天皇)、この時が日本の建国(=くにのはじまり)となりました。現在、2月11日が我が国の建国記念日となっています。
本ページは、神奈川県神社庁の許可を得て、 神社庁発行のしおり集「日本の神さま 十二の物語」 から転載しました。 イラストレーション : 森 光希