さるたひこのかみ
葦原中国(あしはらのなかつくに)《日本》は、大国主命(おおくにぬしのみこと)が国造りをされていましたが、もめごとが絶えない国だったため、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が国を治めようと、高天原(たかまのはら)からお降りになられた時に、道先案内をされた神さまです。背は高く、鼻は長く、顔は赤く、眼は鏡のようにきらめき、光り輝く姿で現れました。

現在は、旅行安全、交通安全の神さまとして信仰されています。
本ページは、神奈川県神社庁の許可を得て、 神社庁発行のしおり集「日本の神さま 十二の物語」 から転載しました。 イラストレーション : 森 光希