つきよみのみこと
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉国(よみのくに)から逃げ帰って喫(みそぎ)をされた折、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、 須佐之男命(すさのおのみこと)と共にお生まれになった神さまで夜の世界を治められます。

昔の人々にとって、月は太陽(天照大御神)と同様、農耕と深く結びついていて、月の満ち欠けを知り数える事で暦(こよみ)を読み農作業の時期を知る事から農耕の神さまとして信仰されています。
本ページは、神奈川県神社庁の許可を得て、 神社庁発行のしおり集「日本の神さま 十二の物語」 から転載しました。 イラストレーション : 森 光希