その昔、神明社附近から現在保土ヶ谷小学校があるあたりまで、神戸山の山裾一帯は「芝ヶ谷(しばがや)」と呼ばれ、入会地(いりあいち)として地域の人々によって共同管理されていました。

芝ヶ谷は本来照葉樹林であったともの考えられますが、江戸時代にスギやヒノキの植林が行われ、雑木類は薪や炭に使われていました

明治時代になって、芝ヶ谷の大部分は民有地になりましたが、神社林は、神奈川県から風致保安林に指定されました。その頃から樹木の伐採はほとんど行われず、自然の任すままとなり、昭和30年代頃まで子供たちの格好の遊び場になっていました。

「杜の紹介」であげた木々の内、樹齢百年以上と思われる古木は、 
 照葉樹:クスノキ・シイノキ・タブノキ・ツゲ・ヤブツバキ
 針葉樹:サワラ・ヒバ
 落葉樹:ヤマザクラ・ケヤキ・エノキ・ムクノキ などがあります。