ににぎのみこと
天照大御神(あまてらすおおみかみ)は葦原中国 (あしはらのなかつくに)《日本》がさらに豊かで平和な国になるようにと、孫にあたる瓊瓊杵尊を日向国高千穂峰(ひゅうがのくにたかちほのみね)に天降らせました。

瓊瓊杵尊は御殿を建て、天照大御神(=八咫鏡・やたのかがみ)、草薙の剣(くさなぎのつるぎ)、八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)をおまつりし、高天原(たかまのはら)の稲穂を葦原中国に住む人々の食物としてお植えになり、稲が豊かに実る平和な国となりました。
本ページは、神奈川県神社庁の許可を得て、 神社庁発行のしおり集「日本の神さま 十二の物語」 から転載しました。 イラストレーション : 森 光希